平成29年度の気象予報士試験で、地球科学科の学部生3名(4年生2名、2年生1名)が合格しました。これまでの年間合格者数では最も多くの合格者となりました。以下、3名の喜びの声です。
〇藤倉 理人君(学部4年生)
私は大学入学後から試験勉強を始め、今回が3度目の受験でした。不合格になると次回学科一般が復活してしまい、予報士試験特有の不合格スパイラルに入りそうでしたので、正直ほっとしています。この合格は1つ、自分にとって誇れる結果だと捉えています。今後もこの調子で気象・雪氷の分野における研鑽を積んでいくつもりです。最後に、周囲の助力してくださった皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
〇瓢子 俊太郎君(学部4年生)
気象予報士になることは私の大学在学中に達成したい目標の一つでした。最初は気象について何も知らなかったので、子供向けの本から読み始めたのを覚えています。難しいと言われている資格ですが、最後まで諦めることなくチャレンジしたことが合格につながったと感じます。地球科学科では友人に恵まれ共に切磋琢磨できたことが、モチベーションの維持に繋がっていたと思います。これからは気象予報士の資格を活かして、自分の進みたい道を切り開いていければと考えています。
〇工藤 達貴君(学部2年生)
私が試験までに勉強したことを振り返ってみたいと思います。私が気象予報士試験の勉強を本格的に始めたのは前年の9月ごろです。10月までに学科試験の勉強を終わらせ、11月から実技試験の対策に取り組みました。実技試験は分量が多く時間内に終わらせることが難しいため、速く解答用紙を埋めていく練習を繰り返しました。1月から過去問に取り組み、時間内にすべての解答欄を埋めることを目標に繰り返し解きました。気象予報士試験は、学科試験は知識の量、実技試験はスピードが大事だと思います。それらを心がけた結果、合格を勝ち取ることが出来たと思っています。